相馬双葉漁協とはAbout

相馬双葉漁業協同組合は、平成15年10月に福島県浜通り地方の新地町から
富岡町までの7つの漁協が合併して出来た漁協です。
年間170種類以上の多種多様な魚介類が水揚げされ親潮と黒潮が交錯する漁場は魚の身質が良く、
この地域の魚は「常磐もの」として全国の市場で高い評価を受けていました。
しかし、平成23年3月11日の東日本大震災の津波被害により壊滅的な被害を受け、
東京電力㈱福島第一原発事故の影響により操業を自粛しておりましたが、
平成24年6月より、漁業の「灯」を絶やさない為の一心から試験操業(拡大操業)を開始し、
操業回数・水揚数量等も着実に増加し本格操業へ向けて前進しております。

概要

組合員数810名(正組合員730名 准組合員80名)
令和4年度水揚金額3,117百万円
出資金554,430千円
理事27名 監事3名
        職員数38名 (令和5年3月31日現在)

ごあいさつ

震災から13年が経過し、当漁協も平成28年の南相馬市荷捌き施設の竣工から始まり
各地区において順次水産荷捌き施設が竣工しており、建物は震災以前の状況に戻りつつあった最中、令和3年2月、令和4年3月と立て続けに起きた大地震の影響で施設には多大な被害が出ております。令和3年4月13日には、ALPS処理水を海洋放出するという国の方針が発表され、その実行に向けた取組内容等が示されたものの、安心・安全の確保、風評対策、協議すべき問題は山積しております。
肝心の水揚量は令和4年度の水揚が震災後初の30億円を突破することができました。
震災前の活気ある市場を取り戻すためには、まず皆様に福島の魚は安全であることを知って頂き、
安心して食べて頂くことが重要だと考えております。
流通においては国が定めた出荷基準(100ベクレル/kg)よりも厳しい基準(50ベクレル/kg)を設け、
その基準をクリアした魚種のみ流通させております。
これらは試験操業開始当初から設定され、今現在に至っており、そういった裏付けからなる「安全」
「安心」から、我々相双地区水産物への「自信」「旨さ」を感じて頂けたらと願っております。
福島県の漁業復興に皆様のご理解・ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

代表理事組合長 今野 智光

支部紹介

  • 新地町荷捌き施設

    〒979-2702
    相馬郡新地町谷地小屋字浜畑76
    TEL.0244-62-3111
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  • 原釜荷捌き施設

    〒976-0022
    相馬市尾浜字追川196
    TEL.0244-38-8301
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  • 岩子地区集荷所

    〒976-0025
    相馬市岩子字坂脇84-7
    TEL.0244-35-3003
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  • 松川地区集荷所

    〒976-0022
    相馬市尾浜字船越178
    TEL.0244-38-8011
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  • 磯部地区水産加工施設

    〒976-2501
    相馬市磯部字大迎1126
    TEL.0244-33-5111
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  • 南相馬市水産物荷捌き施設

    〒979-2323
    南相馬市鹿島区烏崎字牛島355-1
    TEL.0244-46-4351
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  • 請戸荷捌き施設

    〒979-1522
    双葉郡浪江町大字請戸字北久保109
    TEL.0240-34-4121
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  • 富熊地区漁労倉庫

    〒979-1121
    双葉郡富岡町大字仏浜字釜田619
    TEL.
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